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アスリート専用の教育コース創設 元ラグビー代表主将・廣瀬さんら

2020/9/12付
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「アポロプロジェクト」の設立を発表する元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗さん(左から3人目)ら

「アポロプロジェクト」の設立を発表する元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗さん(左から3人目)ら

元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗さんらがアスリートのセカンドキャリアを支援する一般社団法人「APOLLO PROJECT」(アポロプロジェクト)を立ち上げた。ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学(東京・千代田)と連携し、アスリート専用の高度な教育コースを創設。卒業生が社会課題の解決につながる活動をできるようになるまで支援する、珍しい取り組みとなる。

BBT大と共同で設立した学習コース「A-MAP」(エーマップ)は来年1月に開校する。アポロプロジェクトの山内貴雄代表理事は「アスリートの価値向上と地域・社会課題の解決の両輪をやりたい。発射台や管制塔となってアスリートをサポートしたい」と話す。

コースは1年制で年間の授業料は88万円。応募できるのは現役か引退したアスリートだが、一流選手には限らない。

組織論などの座学に加えて議論の場を多くつくるが、細かいビジネススキルを教えることが目的ではない。「一丁目一番地はマインドセット(考え方)。アスリートの力をどれだけ社会に還元できるかをアスリート自身に気付いてもらいたい」。BBT執行役員でアポロプロジェクト理事の白崎雄吾さんは強調する。そのため授業内容は個人に合わせるとともに、情報のアウトプットやフィードバックを重視する。

授業と並行し、アスリートの問題意識に合わせた社会課題を解決するイベントの企画立案などもサポートする。

現在、1期生を募集中。受講予定者の一人が昨年現役を引退した大相撲の中村親方(元関脇嘉風)だ。「力士は全員が関取や親方になれるわけではない。セカンドキャリアはどの部屋の親方も抱えている悩み」と指摘し、「自分の潜在能力を上げたいと思って参加した」と意気込みを語る。

アポロプロジェクトを発案した廣瀬さんも2016年の引退後、BBT大大学院に進学。その経験を生かし、現在はスポーツ界を活性化する様々な活動を手掛ける。

「自分もBBTの学びなどを通して色々な人の発想に触れることで、何がしたいかを考えることができた。今回も何をしたいかという大義をアスリートに構築してもらえたらいい」と廣瀬さん。「誰よりも影響力があるのがアスリート。アスリートから社会を変えていきたい」と期待している。

(谷口誠)

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