/

この記事は会員限定です

危機下の財政拡張、禍根も 世界的な金利消失

櫻川昌哉 慶応義塾大学教授

[有料会員限定]
ポイント
○財政政策による民間経済の刺激は限定的
○国債の大量発行で成長資金シェアは低下
○低い国債利回りに油断せず緊縮の道探れ

リーマン危機から12年、次なる経済危機は全く予想を超えた形で起きた。新型コロナウイルスの感染拡大は人々から行動の自由を奪い、経済活動を凍結させた。国際通貨基金(IMF)によれば、世界全体の国内総生産(GDP)伸び率は前年の3%程度からマイナス5%程度に下落し、落ち込みは8%程...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り2649文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

経済教室

経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません