危機下の財政拡張、禍根も 世界的な金利消失
櫻川昌哉 慶応義塾大学教授

経済教室
2020/9/8付
情報元
日本経済新聞 朝刊
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その他
ポイント
○財政政策による民間経済の刺激は限定的
○国債の大量発行で成長資金シェアは低下
○低い国債利回りに油断せず緊縮の道探れ

リーマン危機から12年、次なる経済危機は全く予想を超えた形で起きた。新型コロナウイルスの感染拡大は人々から行動の自由を奪い、経済活動を凍結させた。国際通貨基金(IMF)によれば、世界全体の国内総生産(GDP)伸び率は前年の3%程度からマイナス5%程度に下落し、落ち込みは8%程…

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