コロナ危機への政権対応 官邸主導の誤用、混乱招く
谷口将紀 東京大学教授

2020/8/21付
情報元
日本経済新聞 朝刊
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ポイント
○感染症流行は想定されながらも準備不足
○専門的知見や証拠に基づく政策決定軽視
○アベノミクスを貫徹できなかったツケも

政治学に「旗下結集効果」と呼ばれる現象がある。危機時に政権支持率が高まる現象を指す。危機対応に専念させるため、とりあえずは政治対立を脇に置き政権を支えようというわけだ。

内閣総理大臣在職日数が憲政史上最長となった安倍晋三首相は、本来危機管理を得意としていた。2016年の熊本地…

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