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松浦晃一郎(20)無形文化遺産

伝統的な踊り・歌も人の財産 言葉の保全は理解得られず

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世界遺産に匹敵するものとして事務局長時代に新設したのが、無形文化遺産である。多元的な文化では踊りなど伝承的なものが重要な柱になっている。人類の文化遺産全体をしっかり保全するため、これらを対象にした新しい条約が必要と考えた。

アフリカ諸国はすぐ賛成してくれた。部族の伝統的な踊り、歌、儀式など対象になりそうなものがたくさんあった。西欧諸国は反対した。「無形は付随的な存在」という主張だったが、少数民族や...

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松浦晃一郎

第8代ユネスコ事務局長の松浦晃一郎さんは、国連傘下の国際機関トップを務めた数少ない日本人です。外交官として機密情報を入手したエピソードから、国際機関における大国の主導権争いや激烈な選挙戦まで、生々しい裏話を明かします。新型コロナウイルスによる危機で国際機関の重要性が再認識されているいま、真の国際人育成が急務だと説きます。

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