手のない書家 自分の言葉で豪快な作風
幼い頃に事故 腕で筆挟み、重く強い線質 小畑延子

カバーストーリー
2020/8/20付
情報元
日本経済新聞 朝刊
保存
共有
その他

私は両手がない。5歳の時、製材所の事故で失った。肘から先10センチほどの腕で筆を挟んで書くので、しばしば「両手がない書家」といわれる。

事実だから仕方ない。両手がない人が書いたという評価しかないのかと悩んだ時もあったが、手をなくした運命とその後の人生は、私しか持つことができないものだ。これを「書」で表現し続けたいと思ってきた。

始めたきっかけは中学入学を控えた春休み、遊びに行った小学校の先生の家…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]