歴史家と少女殺人事件 イヴァン・ジャブロンカ著 暴力と不平等の構造えぐる

読書
2020/8/8付
情報元
日本経済新聞 朝刊
保存
共有
その他

フランス西部の小さな町で、2011年、18歳の少女レティシアが無惨に殺害された。犯人メイヨンは前科のある、すこぶる評判の悪い男だった。単なる三面記事として終わっていたかもしれないこの猟奇的な事件の背後に、いったい何があったのか。著者は、犠牲となった少女の生を鮮やかな手並みで再構成してみせる。

レティシアの家庭は、父親の暴力のせいで早くから崩壊し、彼女は幼い時に双子の姉ジェシカと共にまず養護施設に…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]