春秋

2020/7/9付
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日本経済新聞 朝刊
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ネオン、涙、男と女、酒場……。昭和の歌謡曲には、こういう言葉がよく使われた。ため息、こぬか雨、ゆきずり……。盛り場の濃密な匂いをまとった歌を、みんなが口ずさんだものである。実際に人々はそこにひとときの愉楽を求めて集い、ロマンを見いだしたのだ。

▼かくも愛されてきたはずの場所が、昨今はずいぶん無遠慮な視線にさらされている。新型コロナウイルスの感染が広がるなかで、行政や専門家が危うさを強調するのが「夜…

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