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杉本博司(5)とんがり幼稚園

学芸会でインドの蛇使い 下町で社員や祖母らと集団生活

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私の生まれた御徒町界隈(かいわい)は、奇跡的に1945年3月の東京大空襲の火災から逃れられた一画だった。この街並みは23年の関東大震災後に復興したもので、看板建築と呼ばれるトタン張りの家が多かった。街中には路地が迷路のように続き、夏には各家の植木鉢に、朝顔がその美しさを競っていた。

家の近くには昭和通りがあり、中央の緑地帯には都電がのどかに走っていた。子供にとってはこの幅の広い昭和通りを渡るのは大...

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杉本博司

大判カメラで撮影したモノクロ写真で知られる杉本博司さんは、国際的に高く評価されている現代美術作家です。大学卒業後にニューヨークで革新的な芸術の息吹に触れるや、抜群の度胸と才能でアートシーンの寵児(ちょうじ)となりました。大胆な行動力と芸術に対する深い愛で切り開いていった人生をたどります。

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