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告解 薬丸岳著

加害者側の贖罪問いかける

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しみじみとした読後感が心の中でわきたっている。いい小説だ。

正直言って終盤までは若干の苛(いら)立ちがあった。主要人物を認知症にして、物語の方向性を曖昧にしたと思ったからだが、それは間違いで、作者はむしろ逆手にとって読者に驚きを与えてくれる。

「今すぐ会いに来てくれなければ別れる」という恋人からのメールを見て、大学生の翔太は深夜車をとばす。先程まで酒を飲んでいたが、もう終電がなかった。だが、運転中...

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