五輪と戦後 吉見俊哉著 「東京モデル」の全貌と限界

読書
2020/6/13付
情報元
日本経済新聞 朝刊
保存
共有
その他

1964年に開催された東京オリンピック大会が日本社会、さらに東アジアの文化政治に与えたインパクトは絶大である。本書はその全貌を「上演論的パースペクティヴ」の視点から徹底分析している。

各章では舞台(帝都復興・軍都再編)、演出(聖火リレー・競技場デザイン)、演技(マラソン・バレー・記録映画)、再演(札幌72・長野98・ソウル88・北京08)が考察され、終章でその呪縛からの解脱が説かれている。

本書…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]