誤作動する脳 樋口直美著 - 日本経済新聞
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誤作動する脳 樋口直美著

多様な時間軸の存在を提示

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想像してみてほしい。

あなたに脳機能の障害が生じて、初めて幻覚を見るとき、それを幻覚とは思わない。疑うにしてもまずは「見間違い」や「霊体験」だろう。何度か同じ経験をして、ようやく「病気かな」と思う。

著者の樋口さんはレビー小体型認知症という、症例の少ない脳の病気を持っている。精神科ではうつ病だと誤診され、合わない薬を飲まされた。病気をオープンにして活動する今も、「ぼけ」の同義語として使われる認知...

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