PCR検査とは 検体微量でも判定可能
きょうのことば

2020/4/24付
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▼PCR検査 ウイルス感染の判定などに使う遺伝子検査の一つ。正式にはポリメラーゼ連鎖反応法(Polymerase Chain Reaction)と呼ぶ。ポリメラーゼはDNAを合成するたんぱく質のことで、微量の検体でも検査が可能なため、ウイルス検査のほかにも食品検査から犯罪捜査まで様々な場面で使われる。

新型コロナウイルスの検査は、発熱や風邪の症状が続くなど医師が必要と判断した場合、医療機関などで鼻や喉の奥の粘膜(検体)を採取する。検査機関で検体の遺伝子を試薬で増幅し、新型コロナに特有の塩基配列が増えるかどうかで陽性か陰性かを判定する。日本が入国制限の対象とする計73カ国・地域からの帰国者は原則全員が受けることになっている。

判定は国立感染症研究所や地方衛生研究所、民間検査機関、大学・医療機関などが担う。厚生労働省によると4月15日時点で1日1万3千件の検査が可能だとしており、政府はこれを2万件にまで増やす方針を示している。検査機関での判定には数時間程度かかるとされるが、民間企業などが1時間以内に短縮した簡易キットを相次ぎ開発している。

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