アイヌ絵の世界(5) 「標津番屋屏風」(部分)
北海道大学客員教授 佐々木利和

美の十選
2020/4/10付
情報元
日本経済新聞 朝刊
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会津藩の絵師・星暁邨(ほしぎょうそん)の手になる屏風の部分である。1859年、幕府は会津藩に北方警備を命じ、会津藩はシベツ(現在の標津町)に陣屋を構えた。この絵は会津藩の陣屋前での労働の様子を描く。

屏風の第一扇右端にある款記によれば1864年の5月に描いたとある。シベツ陣屋には代官がおかれた。遠景は今もある標津神社。

前景に弁財船の帆を修理するアイヌの男たち、そして漁った鮭(さけ)を舟で陣屋近…

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