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ウイグル人 トルグン・アルマス著

身命を賭した未完の歴史書

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危険な本だ。原本はもちろん、日本語訳も中国へ持ち込んだらどうなるか、わからない。

ウイグル人の作家トルグン・アルマス(1924~2001年)が、民族的矜持(きょうじ)をこめて書いた歴史書である。一般向けの啓蒙書だが、学術書的な見解も述べる。中国の言論環境が激変した1989年に、新疆ウイグル自治区で出版されたが、すぐに発禁となった。著者は糾弾され、政府の監視下に置かれた。中国政府と対立する世界ウイグ...

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