あいたくて ききたくて 旅にでる 小野和子著 生きた民話 東北訪ね集める

2020/3/7付
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日本経済新聞 朝刊
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宮城を中心に東北の海や山へ民話を探して歩いた著者の、半世紀にわたる旅のノートだ。語り手たちとの出会いと、口伝(くちづ)てに預かった昔話とが交互に描かれ、絹織物のように静謐(せいひつ)な佇(たたず)まいである。

「子どもの頃に聞いた昔話を聞かせてください」。著者はそういって、見知らぬ民家の戸を叩(たた)いた。歩き始めたのは1969年。「テレビがきてから、昔話はぶん投げてしめぇすた」と断られることも…

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