鏡の古代史 辻田淳一郎著 大和政権 成立過程のヒント

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2020/2/15付
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日本経済新聞 朝刊
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古墳時代の鏡ときいてまず浮かぶイメージは、博物館の陳列棚に並ぶ、込み入った文様を浮き彫りにした古めかしい円盤だろう。文様の面は実は裏側で、反対側は磨かれてきちんと物を映し出し、光を反射する。おもに弥生時代後半から古墳時代まで、日本列島の人々は鏡を至極珍重した。政治的な関係を結んだり確かめたりするための第一等の贈答品とし、死に及んでは墓に納めたのである。ゆえに、出土した鏡の種類や分布は、当時の社会…

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