「和製バロック彫刻」、劇的で過剰な装飾の迫力
江戸期の北近畿で活躍した中井一門 岸名経夫

関西
京都
兵庫
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2020/2/13付
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日本経済新聞 朝刊
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どう猛そうな口元、むき出すキバ、盛り上がる舌、波打つひげ。欄間から首や足を突き出してこちらをうかがう龍は、木彫と思えないほど威圧感に満ち、吐く息の生温かささえ伝わってきそうだ。

江戸時代、京都府から兵庫県北部にかけての北近畿一円に、卓抜した彫刻を残した中井家の作品だ。神社仏閣の破風や欄間などに、龍だけでなくキリンや唐獅子、バクといった霊獣などを生命力豊かに彫り上げた。劇的で過剰なまでの装飾は、ま…

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