土佐凧、伝統の手作り 心の空高く揚がれ 
1軒残った幕末からの工房守る 吉川毅

高知
2020/2/11付
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日本経済新聞 朝刊
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高知に伝わる土佐凧(とさだこ)は戦国時代、長宗我部氏が使った兵器を起源とする。籠城戦の際、風を切る独特な音が敵に威圧感を与える。戦場の測量にも用いられた。材料が紙と竹であるのもコスト面で利点があった。

江戸時代に入ると兵器としての意味を失い、男の子の誕生祝いや、魔除(まよ)けや厄除(やくよ)けとして用いられるようになった。絵の背景を大きく赤く塗り染めるのもそれが理由だ。

土佐凧は正方形で、一角を…

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