近代日本の文豪鍛えたマルチ編集者
樋口一葉ら支えた大橋乙羽の生涯を追う 安藤貞之

2020/2/6付
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日本経済新聞 朝刊
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小説「にごりえ」「たけくらべ」で知られる樋口一葉や「金色夜叉」の尾崎紅葉など明治の文豪と深く関わり、日本の編集者の先駆けとされる大橋乙羽という人物がいる。日本文学を裏で支えた黒子のため、多くの方はご存じないだろう。しかし、彼の功績は文豪の支援にとどまらず、近代日本文学の基礎を作ったことにある。

1896年(明治29年)、一葉は博文館の文芸誌「文芸倶楽部(くらぶ)」に「たけくらべ」を一括掲載した。…

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