米中貿易摩擦と供給網(下) 生産の「脱中国」認定は拙速
猪俣哲史 日本貿易振興機構アジア経済研究所上席主任調査研究員

経済教室
コラム(経済・金融)
2020/1/24付
情報元
日本経済新聞 朝刊
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ポイント
○アジアの国際分業は20年以上かけ構造化
○米中摩擦で国際輸送費用は歴史的水準に
○中国からの転出要因と引き留め要因混在

発展途上国にとってグローバル経済への入場チケットは「安価な労働力」である。ことに中国は、膨大な人口を背景とする潤沢な労働力により大量生産システムを構築し、急速な産業発展とグローバル化を果たした国として知られている。

しかし昨今、中国では人件費の上昇や環境規制の強化、さらには…

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