装いがまとう意(3) 「聖徳太子及び二王子像(唐本御影)」
綺陽装束研究所主宰 八條忠基

美の十選
2020/1/22付
情報元
日本経済新聞 朝刊
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かつて1万円札の肖像として有名であったため、多くの人々が「聖徳太子像」と認識するこの絵画は「唐本御影(とうほんみえい)」と呼ばれ、法隆寺に伝わり、明治になってから皇室に献納された。現在は皇室の「御物(ぎょぶつ)」とされ、名称も改められている。

唐本御影という名称も含め、多くの謎を秘めた絵画である。中央に本人、左右に二王子が立ち並ぶという構図は、唐の画家・閻立本(えんりっぽん)(601~73年)の…

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