装いがまとう意(2) 「高松塚古墳壁画 西壁女子群像」
綺陽装束研究所主宰 八條忠基

美の十選
2020/1/21付
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日本経済新聞 朝刊
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1972年、奈良県明日香村の高松塚古墳の石室で極彩色の壁画が発見され、古代日本を目の当たりにするようなその姿は人々を感動させた。被葬者については諸説あるものの、築造は奈良時代の直前、700年前後とされている。

描かれている男女とも朝鮮半島の影響を色濃く受けた衣服を着ている。「旧唐書」にも、「日本の衣服制度は新羅にすこぶる似ている」とある。また701年に大宝律令が制定され、衣服制度もより細かく明文…

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