春秋

2020/1/9付
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「改札口を出ると同時に、向う側に軒をつらねた店々の看板、(中略)そのさま、いかにも雑然として、今なほ街としての完成の過渡期にあることを思はせる」。風俗研究家の今和次郎は「新版大東京案内」で、東京・渋谷についてこう評した。昭和初期の風景である。

▼やがてこの街には日本最初の地下鉄が延びてきた。戦後はターミナルとしてどんどん発展した。若者文化の発信地になった。しかし「いかにも雑然」とした佇(たたず)ま…

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