春秋

2020/1/3付
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中村草田男が、「降る雪や明治は遠くなりにけり」と吟じたのは昭和6年(1931年)。偉大なる明治から2度の改元を経ていた。その年、満州事変の発端となる柳条湖事件があった。坂の上の雲を仰ぎ、近代化にまい進した時代の精神が、ひとつの区切りを迎えた。

▼新時代への期待と不安。歴史の遠景に退きつつある思春期への追慕の念がにじむ。令和初めての新春を迎えた。昭和生まれの子にとっていま、一句の詩情がよく分かるでは…

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