黄金列車 佐藤亜紀著 官僚主義が秩序を保つ皮肉

2019/12/21付
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日本経済新聞 朝刊
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実に魅力的なタイトルだ。時代背景は第二次世界大戦末期、そして"黄金列車"。となると、これはナチスが金銀や宝石などの略奪財宝をポーランドの地中に隠した車輛の話!と思われたかもしれない。当たらずとも遠からず。ナチスの黄金列車は、どうやら都市伝説らしい(ポーランド政府が2015年から18年にかけて発掘調査を行ったが成果はなかった)。しかし、本書で語られる黄金列車は史実にもとづいて創作されている。もちろ…

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