目で感じる音空間(7) カンディンスキー「Composition 8」
音楽・文芸批評家 小沼純一

美の十選
2019/12/20付
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日本経済新聞 朝刊
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その他

「コンポジション」はひとつナンバーがずれただけで大きく違う。この「8」は未来都市とか宇宙都市、あるいは図形楽譜か。

「インプロヴィゼーション」や「コンポジション」といったタイトルを持つワシリー・カンディンスキー(1866~1944)の作品は、現実的でも虚構的でも、何らかの対象を暗示しないぶん、かたちや色彩の、四角い枠のなかの「構成」や「即興」を、みる者にじかに提示する。ときに色彩の奔流を、ときに…

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