目で感じる音空間(1) 俵屋宗達「舞楽図屏風」
音楽・文芸批評家 小沼純一

美の十選
2019/12/12付
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日本経済新聞 朝刊
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音楽のリズムや空間の動きを強く感じさせるアートの魅力とは。

人だけでない。画面が、舞っている。集まった4人、散っている4人。おなじ装束、異なった装束のコントラスト。左上の松の枝ぶりから、右下、すこし隠れている大太鼓と大鉦鼓(しょうこ)へ。リボンのような、しっぽのような赤い闕腋袍(けってきほう)もそれぞれのリズムに揺れて。

「風神雷神図屏風」や「蔦細道図屏風」で知られる俵屋宗達。描きこまれている…

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