購買力とは 賃金やハンバーガー…物差し多様
きょうのことば

2019/12/10付
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▼購買力 様々なモノやサービスを買うことができる力のこと。グローバルでみる場合はその国の通貨一単位で買える量を表し、個人の購買力は実質賃金などで測ることができる。新興国では高い経済成長に伴い、雇用や給与が増えて中間所得層が厚くなり、個人消費支出が旺盛で購買力が向上している。

同じモノの価格は世界中どこでも同じになるはずだという「一物一価の法則」に基づく「購買力平価」は、ハンバーガーなど単一の品目で計算したり、消費者物価などの指数を使ったりする。あるモノが日本で120円、米国で1ドルの場合は、1ドル=120円であれば購買力平価が成立していることになる。

購買力を国際比較する場合は、購買力平価ベースの1人当たり名目国内総生産(GDP)などが用いられる。いわゆるその国の生活水準だ。世界銀行のデータによると、1998年の日本は約2万5千ドルで、米国(約3万3千ドル)をやや下回る程度だった。それが2018年には日本は約4万3千ドルで、米国(6万3千ドル)に大きく差をつけられている。

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