北海道の日本画(6) 東山魁夷「山湖遥か」
北海道立三岸好太郎美術館副館長 土岐美由紀

美の十選
2019/12/4付
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日本経済新聞 朝刊
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1962年の春から夏へ、東山魁夷は3カ月ほど北欧の国々を訪れ、旅先で54歳を迎えている。

空を映じた湖水と深い森が続くこの絵は森と湖の国、フィンランドのイメージに北海道の風景を重ね合わせて描いたもの。取材地は道東の湖、ペンケトーとパンケトー。阿寒摩周国立公園の特別保護地区で雄阿寒岳山麓の原生的な森がゆたかに息づいている。

北欧の旅をふり返り画家はいう。「あんなに遠い北の国であるのに、異郷というも…

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