清の皇帝も愛した虫の音、コオロギの入れ物を収集
映画「ラストエンペラー」登場の芸術品 杉山秀雄

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2019/12/4付
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日本経済新聞 朝刊
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映画「ラストエンペラー」の始まりと終わりで溥儀(ふぎ)帝が手にしたコオロギの入れ物。小さな壺(つぼ)のようなこの虫具は清朝時代に作られ、その品質は芸術品の域に達している。

私が入れ物と出合ったのは1980年代に香港に駐在していた頃のこと。先輩がオークションで入れ物を落札したので、代わりに取りに行ったのがきっかけだ。形があまりにも美しかったから私も「ハリウッド・ロード」と呼ぶ骨董街で収集を始めた。…

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