宮沢賢治 デクノボーの叡知 今福龍太著 現代人が忘れたこと再発見

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2019/11/16付
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日本経済新聞 朝刊
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今福龍太の新刊を開きながら、東日本大震災にて福島で被災した折に、宮澤賢治の本を読み耽(ふけ)った記憶がよみがえってきた。恐ろしさや絶望から逃れたい一心だったが、追いつめられた状況の中で、描かれている世界がこれまでとは違った形で目の前に広がったことを昨日のことのように思い出した。ずっと知りたいと思ってきた。なぜあれほど賢治の文学が明かりを灯(とも)すようにして心に映ったのかを。そこに救いを求めたの…

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