シリア 震える橋を渡って ウェンディ・パールマン著 故郷を追われた人々の肉声

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2019/11/2付
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日本経済新聞 朝刊
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テロ組織イスラーム国(IS)がイラクやシリアの拠点を失い、アサド大統領の独裁政権の「勝利」が既成事実化されると同時に、多くの人たちが中東の現状に関心を失ってしまったようにみえる。しかし、シリアでは今もISのテロがつづいているし、国民が自由を獲得できたわけでもない。

本書は2011年にはじまったシリア内乱で故郷を追われた90人近いシリア人の生の声を記録した、いわゆるオーラル・ヒストリーである。著者…

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