巨大台風とは 1959年の伊勢湾台風は5000人以上の死者
きょうのことば

2019/10/12付
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日本に接近する台風19号(11日午前、気象衛星から)=気象庁提供・共同

日本に接近する台風19号(11日午前、気象衛星から)=気象庁提供・共同

▼巨大台風 気象庁の定義では、風速15メートル以上の範囲の半径が500~800キロメートル未満の場合に「大型」、800キロメートル以上の場合に「超大型」と分類される。さらに勢力についても最大風速33~44メートルなら「強い」、同44~54メートルで「非常に強い」、同54メートル以上で「猛烈な」と区別される。

台風による甚大な被害は過去たびたび起きた。1959年の伊勢湾台風は5千人以上、34年の室戸台風では3千人以上の死者・行方不明者が出た。気象庁は今回の台風19号で予想される雨量や勢力は、静岡県の伊豆半島に甚大な被害を出した58年の「狩野川台風」に匹敵するとしている。台風の大きさや勢力のほか進路やスピードも狩野川台風と似ているという。

「非常に強い」勢力で列島に上陸した台風は統計がある91年以降で3回。東日本に上陸すれば初めてのケースとなる。2018年9月の台風21号も非常に強い勢力を保ったまま四国に上陸。その後近畿地方を縦断して14人が死亡したほか、強風で押し流されたタンカーが関西国際空港の連絡橋に衝突し、連絡橋が破損した。

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