送電線とは 太陽光や風力発電の新設で容量厳しく
きょうのことば

環境エネ・素材
2019/10/11付
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▼送電線 発電所で作った電気を家庭や企業まで運ぶ設備。送電線を通る際の電力のロスを減らすため、各地に設けた変電所で電圧を下げながら電気を届ける。送電線が切れたり、需給バランスが崩れたりすると停電が起きる。故障時などでも電力供給が途絶えないように全体の50%を非常時用の空き容量として確保しなければいけない。

再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入で太陽光や風力発電の新設が相次ぎ、送電線の容量が足りなくなった。国や電力会社は運用の見直しに着手し、電力各社は非常用の送電線の容量を再生エネ事業者などに開放する取り組みを進める。政府は地域間をまたぐ送電線の増強に関しては電力会社全体で負担させ、地域間での再エネの融通を拡大させる。

大手電力は発電・送配電・小売りを一貫して運用してきた。しかし2020年4月からは発電と送電の部門を法的に分離する。再生エネ事業者らが参入しやすくする狙いもあり、電力会社は送電部門を別会社として独立させて経営する必要がある。ただ稼ぐ力が足りず大規模な投資がしづらいという課題を抱える。

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