出生数とは 戦後は年260万人台、16年から100万人割れ
きょうのことば

2019/10/7付
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▼出生数 統計のある1899年以降、出生数が最も多かったのが1947~49年だ。年260万人台が3年間続き、戦後の第1次ベビーブームとなった。元経済企画庁(現内閣府)長官の故・堺屋太一氏が「団塊の世代」と名付けた。第2次ベビーブームは71~74年生まれで「団塊ジュニア世代」と呼ばれる。第3次ベビーブームは起きなかったものの、団塊ジュニア世代は晩婚・晩産の傾向にあり、2015年まで出生数100万人台を維持する要因になってきた。

第2次大戦後、出生数の減少幅が最も大きかったのは1966年で、前年に比べて25%減となった。「丙午(ひのえうま)」の迷信で出産を避ける家族が大量に出たためだ。昭和天皇の崩御に伴い自粛ムードが広がったとされる89年は5.1%減だった。

節目の年は結婚や出産が増える傾向にあり、00年は「ミレニアムベビー」ブームで前後の年より出生数が増えた。先行指標となる結婚した件数を見ると、19年5月は9万3128件で前年同月に比べ96%増えた。今後、出産も増えるとの見方がある。第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは「令和が始まるので、19年前半から出産のタイミングを遅らせている人が一定数いるのではないか」と推測している。

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