森があふれる 彩瀬まる著 割り切れない感情 かたちに

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2019/10/5付
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日本経済新聞 朝刊
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作品を書くことと、登場人物のモデルとして作品に書かれること、さらに男女の性差と思い込みから生じる問題を、彩瀬まるの小説『森があふれる』は起伏のあるストーリーにのせ、視点人物を移しながら語る。中心となるのは作家の埜渡(のわたり)徹也とその妻・琉生(るい)だ。ある日、琉生は植物の種を大量に飲む。翌日、毛穴から芽が出てきて、身体は異様な変化を遂げる。植物は急速に育ち、やがて森となって周囲を侵食しはじめ…

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