中途採用とは IT即戦力ニーズや人手不足で拡大
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2019/10/3付
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▼中途採用 企業が環境に応じて不定期に必要な人材を確保する採用手法。新卒一括採用を実施しない欧米では主流だ。自社にない知識やノウハウの導入や事業拡大に伴う人員増強のためなどに用いる。

日本経済新聞が4月にまとめた採用計画調査によると、2019年度の中途採用計画数は特に製造業が大きく伸び、18年度比で14.9%増えた。特に電機は32.9%増と大幅に増えた。人工知能(AI)の開発者やエンジニアなどIT(情報技術)人材で即戦力を求める動きが広がり、人手不足も続いていることが背景にある。転職市場も拡大し、総務省の労働力調査によると、18年の転職者数は前年比5.8%増の329万人と10年ぶりの高水準となった。

最近では大卒から数年以内の若手人材「第二新卒」を採用する会社も増えている。日立製作所NTTデータなどが、社員に知人などを紹介してもらう「リファラル(紹介)採用」を導入するなど手法も広がる。課題もある。人材サービス大手のエン・ジャパンが過去3年間に中途入社した人材がいる企業を対象に実施した調査によると、37%の企業が中途人材は「定着率が低い」と回答した。

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