日本社会のしくみ 小熊英二著 雇用慣行の歴史を読み解く

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2019/9/28付
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日本経済新聞 朝刊
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『ジャパン アズ ナンバーワン』が読まれた1970年代末から80年代初めは「日本的経営」と「会社主義」万歳の時代だった。長期雇用・企業別組合・年功制は三種の神器とまでいわれた。日本型雇用は、「職務の平等」(同一労働同一賃金)ではなく、「社員(職員と労働者)の平等」をひろげ、「総中流意識」にもとづく社会統合と「高い勤労意欲」や「競争」への動員という経済的合理性をもたらしたからだ。

しかし、こうした…

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