仮想現実(VR)とは ゲームで実用化先行、使い道拡大
きょうのことば

5G
2019/9/26付
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▼仮想現実(VR) バーチャルリアリティーの略。CG(コンピューターグラフィックス)技術などを使い、あたかも現実世界にいるような感覚を与える技術を指す。ヘッドマウントディスプレーなど、専用の機器を頭に装着して体験する。360度の空間を自分の視点で見ることができる。ゲーム業界で実用化が先行しているが、企業の研修や観光など幅広い分野で導入の機運が広がる。

ソニーが家庭用ゲーム機と接続して遊べる専用機器を2016年に発売してから一般向けの機器も増え始めた。米フェイスブックの子会社オキュラス(現フェイスブック・テクノロジーズ)は18年にパソコンなどにコードでつなぐ必要がない安価な端末「オキュラスゴー」を発売。米調査会社IDCによると、世界のVRの市場規模は23年に582億ドルに達する見込みだ。

高精細なVR映像はデータ容量が大きくなる。高速・大容量の通信回線が欠かせない。国内携帯大手各社は、実効速度がこれまでの100倍となる次世代通信規格「5G」をいかせると、5GとVRを組み合わせたサービス開発に力を入れている。ソフトバンクは8月に5Gを使い、バスケットボール日本代表の国際試合のVR中継映像をVRヘッドマウントディスプレーに試験的に配信した。KDDIも災害時の医療対応向けに5GとVRを組み合わせた実証実験をした。5Gの普及と共にVRの利用も拡大していくとみられる。

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