絵師が描いた囲碁将棋(8) 歌川国芳「誠忠義士伝 小野寺藤右衛門秀留」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所主任研究員 古作登

美の十選
2019/9/25付
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日本経済新聞 朝刊
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封建制の根幹である身分制度こそ変わらなかったが、太平の世となった江戸時代の庶民気質は権力に対する反骨精神が文化、芸術などさまざまな分野で表出するようになった。

現代でも歌舞伎や時代劇などの人気演目である「忠臣蔵」は、江戸中期の1702年(元禄15年)に赤穂藩の浪士が主君浅野内匠頭の仇(かたき)討ちを果たすため吉良上野介の屋敷に討ち入りした、いわゆる「赤穂事件」を舞台化した。48年に「仮名手本忠臣…

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