絵師が描いた囲碁将棋(4) 歌川広重「酉八月五日 木性の人うけに入」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所主任研究員 古作登

美の十選
2019/9/19付
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日本経済新聞 朝刊
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子供のころ「本将棋」以外に、「まわり将棋」や「はさみ将棋」、「山崩し」など盤駒を用いた遊びをした記憶のある方は多いのではないだろうか。

こうした派生の遊び方は古くから存在し、駒を複数立てて並べ端の1枚を倒し順々に倒れていく様子を楽しむ「将棋倒し」も、鎌倉時代末期から室町時代初期の史実を脚色し描いた「太平記」にある。主人公の一人、楠木正成が城の上から木を落とし敵の軍勢を次々に倒していったことが「将…

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