絵師が描いた囲碁将棋(3) 三代歌川豊国「金烏玉兎倭入船」(部分)
大阪商業大学アミューズメント産業研究所主任研究員 古作登

美の十選
2019/9/18付
情報元
日本経済新聞 朝刊
保存
共有
その他

吉備真備(695~775年)は備中国出身の公卿。20代半ばのとき遣唐使として留学、18年にわたって儒学や兵学、天文学、音楽など多くを学び、日本に帰って書籍や宝器を朝廷に献上したとされる。天皇の信頼も厚く右大臣まで出世した。

中国から持ち帰った知識のうち一つが囲碁だったいう言い伝えが「吉備大臣入唐絵巻」(ボストン美術館蔵)などに描かれている。これはフィクションで平安時代に大江匡房が残した説話集「江…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]