2019年9月19日(木)

中古住宅市場とは 首都圏マンションで新築を逆転
きょうのことば

住建・不動産
2019/9/11付
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▼中古住宅市場 日本人は住宅の「新築信仰」が根強いといわれているが、マンションを中心に中古市場は徐々に拡大してきている。新築着工戸数と既存住宅の取引戸数を合わせた住宅流通に占める中古取引の割合は、7~8割に及ぶ欧米には及ばないが、2013年の15%から一段と高まっている可能性が高い。

この動きが顕著なのが首都圏のマンションだ。不動産経済研究所と東日本レインズのデータによれば、18年に新築供給戸数が3万7132戸だったのに対して、中古成約件数は3万7217戸とわずかに上回っている。逆転した状態が3年続いており、近畿圏でも差は縮んできた。駅から近く設備も整った中古物件が市場に供給されていることや、新築の価格高騰が背景にある。

国も中古住宅の流通促進に力を入れている。18年には耐震性などの基準を満たす物件を「安心R住宅」と認定する仕組みを設けた。住宅性能でお墨付きを与えて消費者の不安を払拭する狙いだ。空き家の増加を抑えるためにも、中古住宅の流通や活用の促進が重要になっている。

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