野中郁次郎(6)富士電機入社 - 日本経済新聞
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野中郁次郎(6)富士電機入社

思いがけない同期の死 工場の勤労係、事件・事故に対応

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晴れて富士電機製造に入社すると、配属先は東京都日野市の豊田工場(現東京工場)だった。豊田工場に配属された同期の大卒は7人で、文系は私だけだった。

当時の会社全体の数字を調べると、新卒採用は大卒が86人、高卒235人、中卒232人。当時はまだ「社工員制度」があり、中卒の社員を現場の「養成工」として育て、高卒社員は現場の管理者に、大卒は経営を担うという分業ができていた。人数比からみても、大卒はエリー...

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野中郁次郎

一橋大学名誉教授で経営学者の野中郁次郎さんは、自ら「平凡な人間」といい、高校時代に簿記の試験で5点を取ったことも。それでもめげずに、持ち前の粘り強さで「知識創造理論」など、世界的に評価される数々の理論を打ち立てた学者人生を振り返ります。

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