仏像 美のひそむ場所(4) 安祥寺「五智如来坐像」
京都国立博物館連携協力室長 淺湫毅

美の十選
2019/9/4付
情報元
日本経済新聞 朝刊
保存
共有
その他

智拳(ちけん)印を結ぶ大日如来を中心として、東に触地印(降魔印)の阿●(あしゅく)如来、南に与願印の宝生如来、西に阿弥陀の定印の阿弥陀如来、北に施無畏(せむい)印の不空成就如来を配する金剛界の五智如来坐像である。

京都市の安祥寺に伝来し、現在は京都国立博物館に寄託されている。開基は入唐八家のひとりとしてよくしられている、真言僧の恵運(えうん)(798~869年)である。そしてその造営には、文徳天…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]