2019年9月20日(金)

三体 劉慈欣著 中国の今映す「百科全書」SF

批評
2019/8/24付
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日本経済新聞 朝刊
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中国大陸は長らくSF不毛の地であったが、2008年の本書の刊行はそれを一変させた。その後の『三体』三部作の国内での驚異的な売り上げをきっかけに、著者の劉慈欣は一躍、英語圏を含めて10か国以上で翻訳される大注目の作家になったのである。

しかも、著者はたった一人で中国SFを世界水準に高めただけではなく、物理学から政治哲学、社会学まで、さまざまな分野での読解を誘う仕掛けを盛り込んだ。書籍やウェブでも、…

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