グローバル・バリューチェーン 猪俣哲史著 国際貿易めぐる新視点示す

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2019/8/24付
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日本経済新聞 朝刊
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本書は、国際的な生産ネットワークの急速な進展を、新しい国際貿易論の枠組みで捉えたものである。輸出品の大部分は、同一国で生産されるのが従来の国際貿易の常識であった。しかし、現在の輸出品は輸送手段や情報インフラの発達で、生産過程ごとに細分化され、最も効率的な国に移転される。最終的には、賃金コストの低い国で組み立てられる。

こうした国際的なサプライチェーンの発達が、技術移転も含めて、中国や東アジアの急…

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