記憶の空間(9) 「ショヒド・ミナール」
東京大学教授 羽藤英二

美の十選
2019/8/9付
情報元
日本経済新聞 朝刊
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南アジアのベンガル地方でウルドゥー語がベンガル語を同化させようとしたとき、たくさんのことが起きた。新しい国家のために土地に線が引かれ、全ての言葉は翻訳され、書き換えられようとされていた。

1952年2月21日、母国語ベンガル語の対等な社会的地位を要求した学生達に向けて警察隊の発砲が起きる。多くの命が喪(うしな)われた。紆余曲折(うよきょくせつ)を経てベンガル語はウルドゥー語と対等の地位を獲得する…

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