軍服、軍靴、鉄兜… 手で触れて知る日本兵の無念
私設資料館に宿る元兵士の思い 武富慈海

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2019/8/9付
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日本経済新聞 朝刊
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「兵士庶民の戦争資料館」(福岡県小竹町)という小さな展示室を40年間、家族で運営してきた。飛行兵として従軍経験のある私の父、武富登巳男が開き、父の死後は母智子が館長、私が副館長として続けている。1931年の満州事変に始まる足かけ15年の戦争で亡くなった兵士の遺品、銃後の人々の生活用品を入場無料で展示している。

旧日本陸海軍の様々な軍服をつるした棚の前に「手をふれて下さい」という札を置いている。戦…

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