暴力と不平等の人類史 ウォルター・シャイデル著 困難な格差縮小 歴史を検証

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2019/7/27付
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日本経済新聞 朝刊
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著者は、オーストリアのウィーン大学で博士号(古代史)を取得した学者である。古代から現代に至る不平等の歴史に関心を持ち、壮大な物語をまとめた。「謝辞」に「不平等」の研究で有名な経済学者、ブランコ・ミラノヴィッチとトマ・ピケティの仕事に鼓舞されたとあるように、世界各国の研究を大量に渉猟した。

ある種のショックを受けるのは、格差縮小に「貢献」したのは、戦争、革命、国家の破綻、感染爆発という「四騎士」で…

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